私は普段からゲームセンターによく足を運びます。
特に、忠南地域の音楽ゲームの聖地として知られる天安のスマイルオラクジャンと、釜山・西面のサンボゲームランド、慶星大学近くのゲームディが、私のホームでした。
SOUND VOLTEXも、この2年間は友人と気軽に楽しんでいたゲームでしたが、今年の3月から本格的にプレイするようになりました。
友人と初めて弘大のゲームトピアでSOUND VOLTEXをプレイしたときのことは、今でも鮮明に覚えています。当時はレベル15ほどの楽曲をクリアできるだけでも大きな喜びで、これからもSOUND VOLTEXを続けたいと思いました。
そうしてゲームセンターや音楽ゲームへの関心が深まるにつれ、自分のデザインの力をこの分野でも生かしてみたいと、自然に考えるようになりました。
その後、ゲームセンター情報サービスのMusecatにデザイナーとして加わり、Ericさん、Heartさん、そしてブルースクリーンさんが以前から構想していたポスタープロジェクトを、実際に進めてみようと思いました。
ただ、入隊を控えていたため、活動できる時間はあまり残されていませんでした。そこで、もともと予定していたソウルへの訪問中、個人的に出かける日程にポスターの配布も組み込むことにしました。
まずはゲームセンターの優先順位を決め、移動経路と個人の予定にできるだけ合わせて訪問候補を選びました。
大田には個人的に訪れる予定があったので、代表的な音楽ゲーム専門店のザ・バンカーゲームゾーンとサイミュージックゲームランドを訪問したいと考えました。
ソウルでは漢陽ゲームセンター、アーケードビジョン、漢城大ウリゲーム場を、京畿道では九里のチンジュゲームランド、水原のシグナルゲームゾーン、富川のP2ゾーンとアタック、安養・ポムゲのゲーム天国を候補にしました。
最後に、自分のホームともいえる天安のスマイルオラクジャンを訪れ、日程を締めくくる計画でした。
すべての店舗を訪問できるかは分かりませんでしたが、限られた時間の中で、できるだけ多くの店舗にポスターを届けたいと思っていました。
本格的なポスター制作に入る前に、いくつかのデザイン案を作りました。
今回、最も大切にしたのは、Musecatを初めて見る人でも、どのようなサービスなのか分かりやすいデザインにすることでした。
同時に、ポスターがMusecatの宣伝だけで終わらず、実際に掲示されるゲームセンターの役にも立つことを目標にしました。
そのため、単に「○○ゲームセンターに来たら訪問認証!」という画一的な言葉を使うのではなく、各店舗の個性や特徴をできるだけ生かした文言を使ってポスターを作りたいと考えました。
店舗ごとに雰囲気も特徴も異なるので、その違いをポスターにも自然に反映したいと思っていました。
店舗ごとの宣伝ポスターに加え、ゲームセンターのマナーポスターと、訪問認証用のQRコード案内も別途制作しました。
当初考えていたQRコード案内は、店舗ごとに異なる文言とQRコードを使い、それぞれの個性や独自性を生かすものでした。
しかし最終的には、デザインの統一感と制作効率を考え、共通のデザインを一つ作ることにしました。その案を複数枚印刷し、各店舗に約2枚ずつ配布する形で進めました。
これによりMusecatの宣伝につなげるとともに、訪れる人に役立つ情報を届け、店舗にとっても実際に役立つものにしたいと考えました。
デザインの中でも特に悩んだことの一つが、QRコードを置く位置でした。
ポスターの中央に置くなど、いくつかの配置を試しましたが、全体のレイアウトと情報の読みやすさを考え、最終的には右下に置くことにしました。
今回のポスタープロジェクトは、Musecatチームが実物の印刷物をまとめて制作し、配布する形ではありませんでした。
宣伝用のデザイン資料はオンラインで別途公開し、実物の印刷や配布は、参加者それぞれの自主的な判断に任せる方針でした。
ポスターのデザインは私が担当していたので、印刷から受け取り、各ゲームセンターに届けるまでを個人的に準備することになりました。
予定していた訪問日程まで約1週間しか残っていなかったため、早めの印刷が必要でした。
そこで、インターネットでいくつかの印刷店を探し、最終的には釜山の東西大学前と釜山鎮小学校付近にある印刷店を利用しました。
どちらのお店も親切に対応してくださり、印刷物の仕上がりにも、とても満足できました。
印刷サイズは、ポスターをA3、QRコードステッカーをA7に決めました。
さらに、各ゲームセンターの関係者や店主の方にお渡しする公式案内文も、別途用意しました。
案内文はA4で制作し、それを入れるMusecat専用の封筒も自分でデザインして、一緒に届けられるようにしました。
また、A4の案内文を用意すると同時に、訪問後にゲームセンター公式アカウントの情報をご案内できるよう、別途印刷して整理し、お送りすることもありました。
単にポスターを渡すだけではなく、このプロジェクトの趣旨や目的を、もう少し分かりやすく伝えたかったからです。
私は釜山に住んでいるので、できれば釜山や湖南地域でもポスタープロジェクトを続けたいと思っていました。ただ、入隊を控えているため、今後の日程や状況を見ながら決めることになりそうです。
結果として、計画していた11店舗すべてを大きな支障なく訪問し、無事にポスターを届けることができました。
今回のプロジェクトで最も印象に残ったのは、各店舗の店主や関係者の方々が寄せてくださった、温かい関心とご協力でした。初めてご連絡する立場であったにもかかわらず、ほとんどの方が親切に対応してくださいました。趣旨をご理解いただき、快く協力してくださったおかげで、より意味深い経験になりました。
何よりも、自分で制作したデザインが画面の中だけにとどまらず、実際のゲームセンターという場所に置かれていく過程を経験できたことが、いちばんうれしかったです。
企画や制作だけでなく、印刷、配布、現地でのやり取りまで自分で経験し、一つのデザインが実際に使われるまでには、どれほど多くの過程があるのかを改めて感じました。
音楽ゲームを楽しむためによく通っていたゲームセンターに、今回は利用者ではなくデザイナーとして訪問できたことも、私にとって、とても意味のあることでした。